当院について / 診察の流れ(嗅覚障害の診察)
松脇クリニック品川では、嗅覚障害の専門外来を設けています。
あらゆる嗅覚検査施設を設備し、丁寧に問診を行いながら適切な診断・診療へと導きます。
治療は薬物療法のみでなく、アロマエッセンスを用いた嗅覚トレーニングを併用し、リハビリも行っています。
それでは初診からの一般的な診療の流れをご紹介いたします。
【1】来院
松脇クリニック品川へ
JR品川駅あるいはJR五反田駅より無料のシャトルバスで来院ください。
徒歩でも10~15分で来院できます。
【2】受付
来院いただきましたら、保険証やお持ちであれば紹介状(必須ではありません)を提出します。
なお、完全予約制となっておりますので、来院の際はあらかじめWEBなどでお申し込みください。電話予約:03-6721-6870
【3】事前問診
ロビーでお待ちいただいている間に、医師による問診の前に、iPadによる問診を行います。
画面の指示に従ってご自身で入力いただきます。ロビーでは、無料でご利用いただけるWi-Fiを完備。 お飲み物(コーヒー、お水、お茶、オレンジジュース、リンゴジュース)も用意しておりますのでビバレッジからご自由にお取りください。
【4】医師による問診
十分な問診と診察のうえ、検査を行っていきます。 当院では嗅覚障害の診断に必要なあらゆる嗅覚検査施設(T&T基準嗅力検査、カード式嗅覚同定能検査、静脈性嗅覚検査、電機味覚検査、コーンビームCT)を設備しています。
【5】CTスキャン
高解像度モードと高画質モードで高品質画像と3D表示を実現しつつも、低被曝線量(一般CTの約1/7程度)の体に優しいCTスキャン、頭部用X線CT装置 3D Accuitomoと統合画像処理ソフトi-VIEW(モリタ製作所)を採用しています。
検査時間も短時間で椅子に座った状態で撮影が可能です。
【6】嗅覚(においの)検査
脱臭装置を備えた嗅覚検査室にて基準嗅力検査を行います。
窓越しには周囲の緑が見える、リラックスした環境で検査を行っていただきます。
そのほか嗅覚同定能検査や静脈性嗅覚検査なども行います。
【7】診断と治療方針の決定
専門医による総合的な診断を行います。
喘息などを合併している場合などは、呼吸器内科医・アレルギー科医と協力し治療計画をたてます。
通常、外来での判定は初診検査時の1~2週間後になります。
【8】お会計とご予約
電子カルテを使用することで、速やかにお会計を行えるようにしています。
次回の予約はお会計時、またはWEBや専用回線電話にてご自身でお取りください。
【9】院内薬局にて処方
アレルギーの治療薬は耳鼻咽喉科と呼吸器科で重複することが多く、院内薬局にて医師側と調整を行いながら処方します。
診察室と電子カルテを共有することにより、待ち時間の短縮やスムーズな会計にもつながり、患者さんのご負担を軽減することができます。
五感のひとつである嗅覚の障害は、食事、飲み物、香水やアロマなど、香りや風味を楽しむことを損なったり、火事やガス漏れなど生命危機に関わる察知の遅れを招いたりすることで、生活の質(QOL)を大きく低下させます。
その大切な嗅覚を取りもどしQOLの向上をはかるために、私たちは努力を惜しまず、的確な診断と治療でお応えしたいと思っています。